「1. NFTの税金の基本」
NFTで利益が出た場合
税金を支払う必要があります。
【NFTの所得区分】
NFTの利益は基本的に
「雑所得」として扱われます。
ただし:
NFT取引が事業規模の場合は
「事業所得」になる場合があります。
【税率】
雑所得は給与所得などと合算して
累進課税が適用されます。
・195万円以下:5%
・195万円〜330万円:10%
・330万円〜695万円:20%
・695万円〜900万円:23%
・900万円〜1,800万円:33%
・1,800万円以上:40%
さらに住民税10%が
別途かかります。
「2. NFTで税金が発生するタイミング」
NFTで税金が発生する
タイミングを解説します。
【課税されるケース】
- NFTを売却して利益が出た時
購入価格より高く売れた場合
差額が利益になります。
例:
0.1ETHで購入したNFTを
1ETHで売却
→0.9ETHの利益に課税
- NFTを別のNFTと交換した時
NFT同士の交換も
課税対象になります。 - NFTを作成して販売した時
NFTクリエイターとして
作品を販売した場合も
課税対象です。 - NFTゲームで報酬を得た時
NFTゲームで得た
トークンやアイテムも
課税対象になります。 - イーサリアムでNFTを購入した時
ETHの価格が
購入時より上がっている場合
ETHを使った時点で
利益が確定します。
【課税されないケース】
・NFTを購入しただけ
・含み益がある状態
・ウォレットに保管しているだけ
「3. NFTの税金計算方法」
NFTの税金を
正確に計算する方法を
解説します。
【基本的な計算式】
利益=売却価格-取得価格-経費
【具体的な計算例】
例1:NFTを売却した場合
・購入価格:0.5ETH(当時5万円)
・売却価格:2ETH(当時30万円)
・利益:25万円
例2:ETHでNFTを購入した場合
・ETHの取得価格:1ETH=10万円
・NFT購入時のETH価格:1ETH=30万円
・ETH1枚使用→20万円の利益が確定
【注意点】
ETHの価格変動も
税金の計算に影響します。
NFTを購入するために
ETHを使った場合
そのETHに含み益があれば
その時点で課税されます。
「4. NFTクリエイターの税金」
NFTを作成して販売する
クリエイター向けの
税金について解説します。
【クリエイターの収入の種類】
- 一次販売の収益
自分が作ったNFTを
初めて販売した時の収益です。 - ロイヤリティ収益
二次販売された時に
自動的に入ってくる収益です。
OpenSeaでは
5〜10%のロイヤリティを
設定できます。
【クリエイターが計上できる経費】
・制作ツールの費用
(Adobe・Procreateなど)
・ガス代(手数料)
・パソコン・タブレットの費用
・インターネット代(一部)
・セミナー参加費
・書籍代
【注意点】
ロイヤリティ収益も
雑所得として
確定申告が必要です。
「5. NFTゲームの税金」
NFTゲームで稼いだ場合の
税金について解説します。
【NFTゲームの収益の種類】
- ゲーム内トークンの売却益
ゲームで得たトークンを
売却した時の利益です。 - NFTアイテムの売却益
ゲーム内アイテムを
売却した時の利益です。 - 報酬トークンの受け取り
ゲームをプレイして
報酬トークンを受け取った時点で
課税対象になります。
【注意点】
トークンを受け取った時点での
価格が収入として計算されます。
その後価格が下がっても
受け取り時の価格で
課税されます。
「6. 税金対策の方法」
NFTの税金を
合法的に減らす方法を
解説します。
【対策1:損益通算を活用する】
利益が出たNFTと
損失が出たNFTを
合算して計算できます。
例:
NFT-Aで50万円の利益
NFT-Bで30万円の損失
→課税対象は20万円
【対策2:経費を計上する】
NFT取引に関連する費用を
経費として計上します。
・ガス代
・制作ツール費用
・パソコン代
・書籍代
・セミナー参加費
【対策3:年末に損失を確定させる】
年末に含み損が出ている
NFTを売却して
損失を確定させます。
その損失を利益と相殺して
税金を減らせます。
【対策4:取引記録をしっかり残す】
すべての取引を
記録しておくことで
正確な損益計算ができます。
・購入日時・価格
・売却日時・価格
・ガス代
・ETHの価格
これらを記録しておきましょう。
「7. 確定申告のやり方」
NFTで利益が出た場合の
確定申告の手順を
解説します。
【確定申告が必要な人】
・給与所得者で
NFTの利益が年間20万円以上
・自営業者・フリーランスで
NFTの利益が年間48万円以上
【便利な損益計算ツール】
・Cryptact(クリプタクト)
・Gtax
取引履歴をアップロードすると
自動で損益計算してくれます。
【確定申告の手順】
STEP1:
取引履歴をダウンロードする
各取引所・OpenSeaの
取引履歴を取得します。
STEP2:
損益を計算する
Cryptactなどのツールで
自動計算します。
STEP3:
確定申告書を作成する
国税庁のサイトで作成します。
https://www.keisan.nta.go.jp/
STEP4:
2月16日〜3月15日に提出する
STEP5:
納税する
「8. よくある質問」
NFTの税金に関する
よくある質問に答えます。
Q1:NFTを購入しただけで
税金はかかりますか?
A:かかりません。
売却・交換・使用した時に
課税されます。
Q2:海外のNFTマーケットでも
日本の税金はかかりますか?
A:かかります。
日本に居住している場合
日本の税法が適用されます。
Q3:NFTで損失が出た場合は?
A:損失は翌年に
繰り越せません。
同じ年内の利益と
相殺することができます。
Q4:少額のNFT取引でも
申告が必要ですか?
A:給与所得者の場合
年間20万円以上の利益で
申告が必要です。
Q5:NFTのガス代は
経費になりますか?
A:なります。
取引にかかったガス代は
経費として計上できます。
「9. まとめ」
今回はNFTの税金について
解説しました。
【この記事のまとめ】
・NFTの利益は雑所得
・売却・交換・販売時に課税
・購入・保有だけなら課税なし
・損益通算で税金を減らせる
・経費をしっかり計上する
・年間20万円以上で確定申告必要
・取引記録をしっかり残す
・無申告は絶対にNG
【税金対策のポイント】
- すべての取引を記録する
- ガス代を経費として計上
- 損益通算を活用する
- Cryptactで損益計算する
- 期限内に確定申告する
【最後に】
NFTの税金は複雑なため
不安な場合は
暗号通貨・NFTに詳しい
税理士に相談することを
おすすめします。
※この記事はあくまで
情報提供を目的としており
税務アドバイスではありません。
具体的な税務については
税理士にご相談ください。
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